2016年2月3日(水) 第29回東電本店合同抗議 18:30~19:30
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば 賛同団体:東電株主訴訟他123団体
参加者100名
映像配信はkeitarou1212様から、有難うございます
たんぽぽ舎柳田さんの心に沁みいるような静かな訴えから始まりました。
「福島では6畳、4畳半二間に家族6人が住んでいる。東京の母子避難者は6畳一間に台所という住環境。こうした方々が10万人を超す。原発事故は被害者に困難と苦労を与えている。国と電力会社の責任を問うのは私達の行動の原点です」
その後「東京電力は責任を取れー」のシュプレヒコールが響き渡りました。
参加者の皆さんのスピーチや福島第一の現状報告の一部を紹介いたします。
◆春橋さん
汚染水が増加していて、タンクが6月末には逼迫する可能性がある。
原子力規制委員会は「凍土遮水壁」の稼働を認可出来ずにいる。規制委は、凍土壁で地下水を止める事で、建屋地下にたまる高濃度の汚染水が土壌に漏れ出さないか、危惧している。
予想外の事態も浮上した。海側を鋼管遮水壁で閉じた後、海側の井戸から地下水のくみ上げを始めたところ、放射性物質の濃度が高く浄化後の海への放出ができず、そのまま建屋に送水するしかなくなっている。遮水壁を作った事でさらに汚染水を増やす結果になっている。
太鼓のパフォーマンスと日音協の皆さんによる音楽での抗議もありました。
私達「脱被ばく実現ネット」は以下の告知とスピーチを行いました。
◆新宿デモ開催◆
福島も関東も危ない!放射能から 子どもを守ろう! 3.5(土)新宿デモ
2016年3月5日(土) 午後1時 新宿駅アルタ前
◆子ども脱被ばく裁判応援バスツアー◆
第4回口頭弁論が福島地方裁判所で2月25日(木)に行われる。 料金3,000円
◆スピーチ◆
福島第一原発事故後の「山下俊一氏の行動」と「福島県立医大」の方針には重大な問題がある。甲状腺がんの子どものゲノム情報が県立医大の中だけで利用されていて、原発事故と健康被害の因果関係を立証したい研究者には門戸が閉ざされている。
この問題については医療ジャーナリスト藍原寛子さんが講演されているので、こちらもご覧ください。(約1時間15分後)
https://youtu.be/0zb9LLik7sM
横浜市の男性や東京都の女性のユーモアを感じさせるスピーチも印象に残りました。「笑い」の力は大きく「聴かせる」「盛り上げる」など、大きな効果があるな~と思いました。
最後はいつもの「ドンパン節」(の替え歌)で締めとなりました。普段でもついつい歌ってしまうことがあります。
「原発無くても大丈夫。電気は足りてる。困らない~」(^^)
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