3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!
3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

2016年1月26日火曜日

1.24渋谷街宣 シール投票「原発事故は収束していると思いますか?」

1.24渋谷街宣をしました。昨年末にシール投票をしましたが、若者の参加が多かったので、今回もテーマを替えてやってみました。やはり若い人たちが多く参加してくださいました。
原発事故は収束していると思うか? 収束していないが53 収束している2 わからない1 でした。
収束していないという人が圧倒的でした。
また、極寒の中でもチラシをとりに来てくれる人、署名してくれる人などもいて大変力づけられました。


UPLAN三輪さんいつも動画撮影ありがとうございます。
https://www.youtube.com/watch?v=di9GYJVfORA

chikapin1 さん、ツイキャスいつもありがとうございます。
http://twitcasting.tv/chikapin1/movie/235786591


ボランティア、渡辺さんの詳しい報告です。

 昨年末に続き、2回目のシール投票を実施しました。
今回の質問は「原発事故は収束していると思いますか?」です。
「収束していない」「収束している」「わからない」の3つの中から選んでいただきました。
ご協力していただいた皆さま有難うございました。今後の活動に役立てたいと思います。











 
 寒波も厳しい渋谷ハチ公前でしたが、ご常連のご婦人や、はるばる福島県(いわき市)からお越しいただいた男性、また、様々な活動を幅広くされている女性の方々が、「熱いメッセージ、切実な内容を含むお話し」を発信して下さいました。
 いわき市の男性からは、
子どもだけでなく、大人の健康被害も深刻。私も検査で甲状腺に異常が見つかった。

もう風評では済まされない。
大量の放射能が放出され、福島だけではなく関東のホットスポットなど、今後計り知れない被害が出てくるだろう。因果関係が証明されないからといって、絶対に許される問題ではない。
私の周囲でも、脱毛、体調不良、その他、深刻な健康被害が増加している。
政府は、再稼働を推し進めるため、健康被害を一切認めない方針だ。
原発から20キロ圏内の人々を帰還させ、補償を打ち切ろうとしている。
実際は、除染でどうにかなるレベルではない。家を除染しても、山や川はまだまだ放射線量が高いところが無数にある。
現在も、汚染水だけでななく、毎日、空気中にも絶え間なく放射能が出ている原発の近隣へ住民を強制帰還させるのは、人殺しに等しい。将来、病気になるのは目にみえている。
不安を抱えて生きていかなくてはならない状況は絶対にあってはならない5年、6年、7年と年数がたつにつれ健康被害が増加してくるなかで、国の隠ぺいも難しくなってくるだろうと思う。
食品の検査基準値を100倍にも緩和しておきながら、「検出限界値以下だから食べて安全」と報じているが、本当に安全かどうかはかはわからない。
大臣達はパフォーマンスで一度やニ度食べるくらいだが、日常的に食べることでの危険性はわかっていない。
「食べてべて応援」は食品の放射能汚染を隠ぺいする手段としか考えられない。
 ご常連のマダムさんや、駆けつけていたいただいた女性、ボランテイアからの主なものは、「若い方々に対する切実なメッセージ」を伝え、「将来に対する警告」を呼びかける内容でした。

 福島原発事故から5年目になるが、現状は好転しているとは言い難く、私達は子どもたちを未来を左右する大きな岐路に立たされている。
 先ほど若い学生さんでしょうか、準備中の私に、「これ、原発のことですよね」と声をかけて下さった方がいました。関心のある方もいらっしゃいますが、我が事として個人の問題として考えてらっしゃる方が少ないように思います。
 福島の問題は、首都圏も無関係ではない。これから起こるんであろう様々な事態にどのような対応が必要なのか、切羽詰まった問題として、若い皆さんも関心を持っていただきたい。
北茨城市でも3名甲状腺がんが見つかり、検査した子どもの5割に、のう胞、結節が認められる事態になっています。
3月15日、21日の放射線プルームが首都県のホットスポットをつくり出しました。
横浜市では、除染した校庭の土が入ったビニール袋を校庭に埋め戻すことが行われています。
しかし、このようなニュースは大手メデイアで取り上げらず、もっぱらツイッターで知る
という残念な状況です。
 最近、足立区も除染しました。首都圏もけっして安全ではありません。
関東の若い方に、心臓病、心電図異常、下痢や風邪が長引く、アレルギーが悪化している
などの健康被害が出ているという話も出てきています。
放射能被ばくは、何世代にもわたって、長い期間をかけて、健康を蝕みます。
被ばくは人を選びません。地域、財産のあるなしも選ばない。
若い方々は、多忙な日々を送られていて、なかなか被ばくの問題を考える余裕がないかも
しれませんが、どうか一度、立ち止まって熟慮してほしいと思います。
10年、20年後に健康被害がどのようなかたちで降りかかるか誰にもわからない。
将来、子どもを産み育てる時期に健康問題で後悔するようなことが起きないことを願うばかりです。
「しょうがない」「もういいや」と思わず、周囲に左右されない個人問題として考えて下さい。
ほんの一握りの原発推進、経済優先勢力が世の中を動かし、若い皆さんの健康を脅かしています。どうか食べ物にも気をつけて下さい。これは私たち年配者からのお願いなどというものではなく、切羽詰まった警告としてお聞きください。
政府から、原発事故関連を「終わらせよう」という力が働いています。
しかし、目や耳をふさいで、黙って通り過ぎるような事態ではもうありません。
今、毎日7000人以上の作業員が大量の被ばくを伴う作業をし、かろうじて崩壊を免れているのが実情です。
メデイアは伝えませんが、海外は新潟、長野、静岡までをも食品輸入規制地域としています。
 
現在も福島原発から、「毎時37万ベクレル」の放射能が空気中に放出され、汚染水も、セシウム濃度20万ベクレル/ℓ、ストロンチウム濃度10万ベクレルが検出されています。
 福島県の健康被害はさらに深刻さを増し、事故前に100万人に1~2人であった甲状腺がんが30数万人で152名となってしまいました。その中には1巡目の検査で異常が見つからなかった方も少なからずいらっしゃいます。
子どもの甲状腺がん以外にも、福島県では大人も含めた様々疾病が増えているという見解を示されている方々もいらっしゃいます。落合栄一郎さん(東京大学)は事故後に総疾病数の増加を認めると発表されていますし、井戸川元双葉町長さんも若い方で急性心筋梗塞が原因と思われる突然死が増えていると訴えられています。
 
福島原発事故という「戦後最大の公害事件」に対し、政府は棄民政策を選択しました。
本来なら、飲食禁止、宿泊禁止、妊婦こども立ち入り禁止の放射線管理区域と同程度あるいはそれ以上の場所に住民を封じ込め、苦渋の決断で避難された方々に対しては避難先の住宅支援の打ち切りなどで汚染地への強制帰還を促しています。
原子力発電所建設は国策で行われたのですから、現在の被ばくの被害はまさに「国策被ばく」と呼ぶべきものです。
国が責任をもって、安全な地域へ人々を避難させるべきです。
そして、私達は福島原発が首都圏の電力供給ためにつくられた原発であることをけっして忘れてはなりません。
(渡辺記)

2016年1月21日木曜日

2.25 子ども脱被ばく裁判第4回口頭弁論 応援福島バスツアーのお知らせ


 「子ども脱被ばく裁判」の第4回目裁判(弁論)が福島地方裁判所で2月25日(木)に行われます。

現在、裁判所はなんとかこの子ども人権裁判を門前払いしようと目論んでいます。
これに対決し、公正な裁判が行われるよう、応援の福島往復バスツアーを実施します。


ツアースケジュール
2月25日(木)

07:30 新宿駅西口スバルビル前集合
     (集まり次第出発します。)
12:00 福島駅到着予定

     現地での裁判支援活動に参加
     (入場者数の関係で裁判傍聴ができない場合もあります)

17:30  バス乗車

21:30 新宿駅着(予定)

------------------------------------------------------

実施日:2月25日(木曜日)

参加費:3000円(傷害保険代を含みます)

募集人数:27名 

締切り:2月23日まで(ただし、定員になりしだい締切ります)

申込み方法:以下のアドレスに申込みのメールをお送りください。datuhibaku@ab.page7.jp

※注意事項
バス参加申込が15人に満たない場合はバスでの支援ツアーは中止します。
その場合、申込をして下さった方には当日の福島地裁での傍聴(抽選漏れも可)を前提に
(新幹線料金の約半額相当分)8000円の交通費補助の予定です。 
中止の場合は23日にご連絡いたします。
また、天候等の理由により当日バス支援ツアーが中止となった場合にも同様の
交通費補助の予定です。
---------------メールには以下を記載ください--------------

■ メールの件名欄 (以下のようにお書きください)

 【参加申込】2.25バスツアー


■ メールの本文欄 (以下のようにお書きください)

2月25日の福島往復バスツアーに参加します。

氏名  :

郵便番号:

住所  :

生年月日:

携帯電話:

-------------------------------------------------------

(上記の個人情報はバスの障害保険の登録と当日のバス乗車の確認に使用しますが、他の目的には使用いたしません)


【ご注意】

申込みを受けましたら、折り返しの返信メールを致しますが、2,3日以内に返信がない場合は、以下に問合せください。

090-8494-3856 (岡田) 

2016年1月20日水曜日

1・17 木幡ますみ・飛田晋秀 講演会 詳報

1月17日に渋谷新南口の光塾で行われた木幡ますみ・飛田晋秀 講演会について
 
脱被ばく実現ネットのボランティア赤坂さんが詳しく感想を書いてくれました。
また、ボランティア大庭さんによる撮影動画もアップされましたので、ごらんください。
 
---
講演に先立つ、飛田晋秀さんと木幡ますみさんの紹介
https://www.youtube.com/watch?v=Z_SbFCiIkpA
放射能汚染地の実態を写真で伝える(飛田晋秀さん)

https://www.youtube.com/watch?v=ASfvbcD1DAQ

一番心配しているのは(放射能)除染労働者です(木幡ますみさんの講演)

https://www.youtube.com/watch?v=W-lkTliX0Xs
今回も、準備段階から参加しました。会場前から、ぞくぞくと来場者が来られ、事前申込みでない方の多さに、心の中で嬉しい悲鳴を上げながら受付をしていました。
以下、講演順に、お話しに対する感想を書かせていただきます。
 
 
 
飛田さん
飛田さんは、とてもダンディーな方です。そして、とても強い意思のもとに行動をしていらっしゃる方だなぁという印象を受けました。
写真も本当に素晴らしいです。きっと、気持ちがこもっているのが、写真に乗り移っているのだと思います。
交流会後に、一緒にご飯を食べに行ったのですが、お酒が好きな飛田さんなので、今度はゆっくりお酒を飲みながらいろいろなお話しを聞かせてもらいたいと思いました。
(飛田さんは写真家でいらっしゃるので、モニターで写真を写しながら、一枚一枚、福島の現状を話してくださいました。)


・小学校2年の女の子の話
飛田さんが、福島の写真を撮り続け、現状を伝え続けていくという決意をしたのは、20128月に、当時小学校2年の女の子が、「私、大きくなったらお嫁さんにいけるの?」と聞かれたことがあったからだそうです。
「ごめんなさい。」としか言えず、涙が止まらなかったと仰ってました。小学校2年の子供さんでも、何が起きているのか、自分の体にどういう影響が及ぼされるのかを、把握したということですよね。そんな思いをさせた、原発事故。
そして、飛田さんも福島県民として、事故の被害者であるにも関わらず、責任を感じている状況。
こんなことが許されていいのか、なぜ、小学校2年の子供さんが原発の危険性を感じられるのに、大人がわからないのか、と思ってしまいました。


・津波で流された車を、不法投棄とみなしている
 あり得ない話です。なぜ流されたのかが省かれ、不法投棄とする行政の対応に怒りがこみ上げてなりませんでした。

・仮設住宅は6畳間・プレハブ・天井は低い 
震災から5年が経ち、孤独死、自殺が増えているのに見捨てられているのが現状です。
阪神淡路大震災のときもそうでした。いつも弱者が置き去りにされます。オリンピックに何千億という税金を使うなら、いまだに自分の家をもつことが出来ない人たちに補償するほうが、税金を払っている国民も納得するのではないでしょうか。
そうなっていない現状に対し、周りも含めて、声を上げ続けるしかないのだと改めて実感しました。

7000億かけて焼却炉を作り、3.4年で壊すといっている
焼却炉から出る大気はどういう影響を及ぼすのか。影響が出てからでは遅いのに、国・県・東電は知らん顔と言った感じです。
それでいいのはずはないのに、そんな話ばかりが進められていく現状に、やはり怒りがこみ上げきました。

・新築家屋の基礎工事の段階で震災に見舞われた方
1200万前払いしていたので、東電に請求。しかし、支払われたのは、たったの60万。耳を疑いました。弁護士を立てて請求したところ、しぶしぶ1200万払ったそうです。やはり、あきらめずに請求しないとだめということと、飛田さんは仰ってました。
1200万が空中分解したのに、最初に支払った東電の額は60万なんて、バカにしているのも甚だしいです!

・白鳥やカモメの飛来
線量が高いところに白鳥がきてえさを食べて、どこかに飛んでいく。つまり、放射能まみれの白鳥がいろんな地域に飛んでいき、フンなどにより放射能をまき散らすことになる。かもめも同じ。魚がたくさんいるところに飛んでいるので、放射能まみれの魚を食べ、飛んでいき、他のところに放射能をまきちらす。こんな恐ろしいことになっていることを、知っている人、感じている人は少ないですよね。
だからこそ、飛田さんが写真を撮り、それに基づいて話してくださることの意義が本当に大きいと感じました。




木幡さん
印象としては、とても可愛らしい方という感じです。シャイな中に、飛田さんと同じように意思の強さがあり、大変な環境の中にいても明るさがある、お顔はいつもニコニコというイメージが沸く方でした。

・成人式
成人式に参加したが、新成人たちは家に帰りましょうなんていう人は一人もいなかったそうです。これが、本当の福島の姿を表しているのではないでしょうか。
みんな、福島に帰りたい、でも帰れないというのが本当の思い。そうさせてしまった、東電・国は復興と言って、事故がなかったことのようにしています。根本を見つめず、と言うより、見つめるつもりは全くないのだろうというのが、一部の裁判所(裁判官)を含めて、原発再稼働を推進しているところに現れているなと思いました。

・除染作業者
薄いマスクしか付けず危険。しかし、作業者の人は「今死んでないでしょう」というそうです。あたりまえのことなのですが、この当たり前が作業者の人たちには当たり前とされていない。そこが大問題であり、放射能の恐ろしいところであるのにも関わらず、正しい知識を伝えないために、無防備な人は体を壊されるリスクを背負う。確かに、すべての人に体の異変が起きるわけではありません。
しかし、異変が起きてからでは遅すぎるのです。とするなら、適切な情報を伝え、予防することを発信するのが、原発事故を起こした東電・国の責任だと思います。それをしないのであれば、やはり私たち国民が、声を上げ続けて、国・東電の責任を追及し続けるしかないのだと思います。


5年目にして、中通りの除染作業が始まった
 今さら、というのが多くの人の感想ではないでしょうか。逆に言えば、なぜ始めたのか、なぜ原発事故後すぐにやらなかったのか、
 あまりにも対応が不可解です。住民の方は疑問に思わないのだろうか、と思ってしまいました。


・飼っていた犬の死
あまり話していないそうですが、木幡さんが飼っていた犬は、突然ぐるぐると回りだし、頭がおかしくなったような感じで死んだそうです。
犬の生態はわかりませんが、話を聞いているだけだと、一般的な死に方ではないと思いました。とするなら、原発事故の影響が動物にも及んでいるのではないかと考えるのが、必然と感じます。

・みんな不安があるはずなのに、それを言えない。マスクをすると何か言われる。
木幡さん自身は、肺を患っているのでマスクができないそうです。また、年配者の方の中には、マスクをすると苦しいと感じる方も多くいらっしゃるとのこと。
マスクをしたほうがいいと思いますが、苦しくてやりづらいとなると、その選択を強いられている環境自体にやるせなさを感じます。
ただ、不安があるはずなのに言えないということが大問題とも思いました。

・だれにでも、幸せに生きる権利がある。楽しいことを考えて生きていきたい。
きっとその気持ちの表れが、木幡さんに対して笑顔の印象を与えるのではないだろうかと、感じました。

・被爆者、もしくは避難者手帳
若い人は、町を去っていく。何年か経ち、体に異変が起きたとき、被爆者手帳もしくは避難者手帳があり、自分がいつ、どこにいたかが記されていれば、過去のことがわかるようにしておけば、原因を探れるようにできる。
それが、放射能の影響はすぐに生じないというリスクを少しでも和らげる手段と考えているそうです。
そうしなくてはいけないという強い気持ちの表れを、感じました。記していくことは大変だと思いますが、原発事故の影響が、いつ、どうなるかわからない状況であるのなら、やはり自分の状況を残しておくことが、方法として最善なんだろうと思います。

 
私がいろいろなところで福島の方たちの話を聞いて共通して感じるのは、大人のみなさんが「子供たちに申し訳ない」と仰ることです。
どの方も、必ず仰います。今回講演された、木幡さん、飛田さんもやはりそういう思いを仰ってました。私はそういう言葉を聞くたびに、「みなさんの責任ではない。安心・安全と謳ってきた国と東電の責任なんだから、そんなに責任を感じないで欲しい」と思うんです。
そうでないと、大人のみなさんがあまりにもつらくなってしまうと思うので。その気持ちを東電・国へ向けて欲しいと、恐らく向けていらっしゃるとは思うのですが、もっともっとそちらに向けて欲しいと思います。
つらい戦いですが、私たちも一緒になって戦うので、あきらめず、東電・国の都合のいいようには絶対にさせないという気持ちでいきたいと、改めて強く感じる講演会でした。


最後に、もっともっと多くの人に福島の現状を知ってもらい、原発がいかに恐ろしいものかを知ってもらい、国・東電がどんなにひどい対応をしているかを知ってもらい、世界から原発がなくなることを訴え続けていくことが、自分の使命だと思いました。微力ながらも、これからも発信し続けていきたいと思っています。
 
 

2016年1月19日火曜日

大盛況の木幡ますみさん、飛田晋秀さんの講演会でした!

1月17日、渋谷光塾で木幡ますみさん、飛田晋秀さんの講演が行われました。
御参加の皆さまありがとうございました。




 
なんと78名の皆さんが来て下さいました!
 
実は椅子のご用意は43の会場でしたので予約はそれでぎりぎりでして
ボランティアの席は途中からない状態で申込みを受け付けていました。
 
直前での申込み、及び直接来て下さった皆さんには 畳に座るか立ち見になる事を
ご説明し、それでもいいから是非にと参加して下さいました。
 
会場では木幡さん、飛田さんへのカンパを呼び掛けさせて頂き16,200円が
集まりましたのでお二人に受取って頂きました。 
講演後の交流会も沢山の方が残って下さり、親交を深める事が出来ました。
 
飛田さんの写真集も25冊完売になり、後日希望している方の分は
発送をお願いする事になっています。
 
又、子ども脱被ばく裁判の2月25日の福島地裁での口頭陳述の告知と
バスで行く支援参加をお願いし、ブックレット、カレンダーも販売しました。

この中で、後半の木幡さんの講演を録音してテキストにして下さるという
申し出をしてくださった方があり、大変ありがたくお願いいたしましたので
後日、講演内容のテキストもアップできる予定です。
 
 
UPLAN三輪さんがいつものように動画をあげてくださいました。
~~~~~~~~~~~~~~

2016年1月14日木曜日

1月8日(金)本年度最初の霞が関アクション

1月8日(金)本年度最初の霞が関アクションです。
メディアから「被ばく」に関する報道が無くなっています。私達「脱被ばく実現ネット」は本年度も子ども達を被ばくの影響の無い地域へ避難させたい。住宅支援打ち切りを撤回させたい等。極々当たり前の事を皆さんに訴えて参ります。
18:30
より文科省前アクション始まりました。

動画撮影はボランティアの大庭さんです。いつもありがとうございます。





木幡ますみさん、飛田晋秀さんの講演会を開催告知など
https://www.youtube.com/watch?v=5Roq7jkNOLs

ボランティアTさん
原爆の被害調査(LSS)の過少評価の実態説明
https://www.youtube.com/watch?v=xuLS8WaX_Yw


広島・長崎原爆生存者の大規模かつ長期的調査研究「LSS」について。http://www.rerf.or.jp/glossary/lss.htm
LSSの調査開始は原爆投下(1945)から何故か5年後の1950年。被爆影響が大きかった5年間を無視。しかも生存者の外部被曝のみを調査。被ばく影響は過小評価と矮小化が繰り返されてきて、被害者は踏み付けにされてきた。甲状腺がんの子ども達が甲状腺評価部会の発表の度に1020人と増えている。文科省は子どもを守る立場にありながら、旧態依然とした被ばく評価を改めようとしない。
子どもと妊婦さんだけでも避難させたい。今年を脱被ばく元年にしたい。

支援者Fさん
チンピラに絡まれるなどしながら110回のアピールをしている
https://www.youtube.com/watch?v=b7wn-ovLni0


脱原発アクションを東村山市で行っている。110回目になるが、色々な事がある。ネトウヨやヤクザの妨害。
(この時ちょうど交通の妨げになっていると、警察官からクレームを受けました)
毎週木曜日地元で「2,000万人総がかり」署名をしているが、1時間で2筆、厳しい。新宿では「総がかり行動」に5,000人集まったが、これでは安倍政権に太刀打ちできないと感じる。盛り上がりを欠く地元でアピールしていきたい。あきらめず頑張りたい。

ボランティアMさん
北朝鮮の核実験を毎日垂れ流し、子ども達の被ばくに関しては流さない
https://www.youtube.com/watch?v=tdkxqQrsAZw


ここ23日テレビのニュースは北朝鮮の核実験の話題ばかり。子ども達の被曝実態は報道されない。スピーディの情報を福島県が隠蔽しなければ、不要な被ばくを避ける事が出来た。5年目が巡ってくる。チェルノブイリでは5年を境に小児甲状腺がん、白血病、循環器系の疾患、突然死が増え、多くの人々が身体の異常を感じ始めた。文科省の皆さん、子ども達の未来はあなた達の施策が握っている。子ども達を助ける為に税金を使ってください。

ボランティアIさん
都内に住む避難者の生活の実態調査(とすねっと)報告
https://www.youtube.com/watch?v=LN4TMYQ3oZs

「とすねっと」が都内の避難者に対して行った、生活実態調査(2014年度)を紹介。
甲状腺がん→大人3%、子ども2% 白内障→大人5%、子ども0% 心臓疾患→大人4%、子ども1% 大人の健康被害が深刻度を増しています。自由記述のところには
30代女性:頭痛や視界が暗くなり、吐き気がすることがある。 40代女性:爪が変色変形。爪が抜ける。
これからどうなるのか、なんとも心配な結果です。

柳原弁護士
チェルノブイリ事故の後、私たちの住んでいるのは別の世界です
https://www.youtube.com/watch?v=lhSuZFQglTg


子ども達の命と健康を守ろうとしない、文科省に何度でも抗議する。事故を小さく見せようとし、子ども達を避難させない、これ以上の犯罪行為は無い。福島第一原発事故は未曽有の異常な事故であり、福島は戦争のような状況にある。
チェルノブイリ事故の後、私たちの住んでいるのは別の世界です(ノーベル文学賞アレクシエービッチ氏『チェルノブイリの祈り』からの引用が続きました)
チェルノブイリ原発事故30年目、憲法九条制定70年目、世界人権宣言約70年目の節目の年に人権を守る直接的な行動を取っていきたい。

今年最初のコール
https://www.youtube.com/watch?v=s0Xv29xevMc



★1930分頃、財務省坂上に移動。「たんぽぽ舎」+「日音協」の皆さんの賑やかな歌による抗議が続いていました。終了を待って私達のアクションを再開しました。★




歌2曲
https://www.youtube.com/watch?v=zYj52d8Qq5A


2月25日子ども脱被ばく裁判の口頭弁論が開催される
https://www.youtube.com/watch?v=QYsMNt-L9v4



福島保養プロジェクト・杉並の会の方
生まれてから1度も外で遊んだことがない子どもが居る現実を理解していない
https://www.youtube.com/watch?v=biEJR6nwxwY
生まれてから一度も外で遊んだ事の無い子どもがいる。安倍首相は現状を理解せず、原発を海外へ売り込んでいる。鼻血が止まらない子どもがいる。外遊びの体験が無く転ぶと大けがをする子どもがいる。安倍晋三判るか?財務省の皆さんも真剣に聞いて欲しい。悲惨な状況の子ども達、避難者へ財政出動を!

柳原弁護士
チェルノブイリ法に匹敵する福島法は条例制定運動で可能です
https://www.youtube.com/watch?v=3KX5XNOlx2g


国と福島県は原発事故を極力小さく見せようとし、子ども達の命と健康を脅かしている。許すわけにはいかない。そして、これからは持続可能な脱被ばくの実現を求めて、原告だけでなく、すべての汚染地の子ども達の命が守られる具体的な手段を取っていきたい。

横須賀市Iさん
7世代先の事を考えて行動しろ
https://www.youtube.com/watch?v=ZbgRZaF7MkU


戦争と原発は根っこが同じ。戦争を知る世代が死んでいくと、また戦争が始まる。今年11日横須賀核燃料工場前、ひとりで抗議した。横須賀に住んでいる限り「原子力空母」と「GNF-J」に向き合わなければならない。そして、福島の人達の救いなくして自分の救いは無いと思っている。「総がかり」とは、今生きている人間、嘗て生きていた人間、これから生まれてくる人間すべて。田中正造のスピリットを持ち街頭へ!

次回、霞が関アクションは25日金曜日になります。是非ご参集下さい。

(34日は35日が新宿デモの為お休みになります)」


(伊藤記)




今年始めの活動 1月6日 東電本店前合同抗議 3月5日新宿デモ告知など

皆様、今年もよろしくお願いします。

本年1月6日水曜日東電本店前合同抗議から脱被ばく実現ネットの活動開始しました。

以下、ボランティアの伊藤さんからの報告です。







第28回東電本店合同抗議に参加 
2016年1月6日(水) 第28回東電本店合同抗議 18:30~19:30
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば  賛同団体:東電株主訴訟他123団体
参加者150名
映像配信はUPLANから、いつも有難うございます。
https://youtu.be/jm73GNcjqrA

本年、最初のアクションです。高齢者の方が多いこのアクション、寒さや少々の雨には動じない参加者の皆さんの確固たる姿勢に頭が下がります。

東京電力は福島第一原発事故の責任を取れー!柏崎刈羽原発再稼働やめろ!いつものシュプレヒコールから始まりました。
当日の皆さんのスピーチ等をお伝えいたします。

元福島第一原発作業員・池田さん
浪江町で除染の仕事の経験があるが、原発とは全く異なる。除染は環境省の管轄で危険手当1万円が出る。原発は民民契約で危険手当は4,000円、0円、8,000円等バラバラ。自分は三次下請けで勤務していたが、下に行くほど給料は少なくなり、福利厚生もバラバラに。東電は関知しないというが、40年、50年と廃炉作業が続くのだから労働環境、福利厚生を含めて親身に面倒を見て欲しい。自分は年7.25mSv被曝し、白血病のリスクがある。被曝リスクを抱えた労働者を増やさない為にも再稼働は止めて欲しい。

反原発自治体議員・市民連盟 羽村市議 門馬さん
世界で一番危険な福島第一原発がなんとかならない限り、日本の安全も無い。今も福島では大勢の皆さんが仮設住宅に住んでいる。東電に補償させるまで、責任追及を続ける。再稼働はさせない。一緒に闘っていく。

日音協の皆さんによる音楽での抗議。

たんぽぽ舎 柳田さん
福島県内そして東京在住の避難者は狭く、壁が薄い厳しい住環境に居住している。しかも1年3か月後に援助を打ち切られる。軍事費に5兆円かけるなら、それを削り被害者に補償すべき。住宅支援打ち切りに反対し、避難者の権利を守っていく。
4月から電力自由化が始まる。都民の6割は東電以外を検討している。東電の利益の9割は家庭の電気。安価で原発以外の電気を選べるようになる。
しかし、経産省と電力会社は電源構成開示を義務化せず、自主開示にしている。全面的に開示すべき。しかも、大手電力会社は「新電力会社」に託送料を8~9%課している。大手は転んでもただでは起きない。
全国で再稼働が推進されているのは、東電が処罰されていないから。毎月1回のこの抗議を「川内、高浜、伊方」と連帯し、盛り上げていきましょう!

火炎瓶テツさん
東京電力、あなた方がすべての元凶。6年目に入るのに「子ども達を被ばくから守ろう」と未だに言い続けなければならないのはオカシイ!責任はあなた達にある!
こどもは被ばくから守られて当たり前!東電を許してはならない!
「東京電力、恥を知れー!!」テツさんの熱いシュプレヒコールが轟きました。

私達「脱被ばく実現ネット」は以下の告知とスピーチを行いました。

◆木幡ますみさん、飛田晋秀さんの講演会開催
1月17日(日) 13時30分開演 脱被ばく実現ネット主催 JR渋谷駅新南口すぐの光塾

◆「子どもを被ばくから守ろう!」新宿デモ
3月5日(土)デモ前アピール午後1時~ デモ出発予定午後2時~
集合場所 新宿駅東口 アルタ前広場 

◆スピーチ
12月1日福島地裁に於ける「子ども脱被ばく裁判」第3回口頭弁論の概要を報告。

「子ども脱被ばく裁判」はふたつの裁判を提訴しているが、そのうちの「子ども人権裁判」は福島地裁が当日門前払いする予定だった。
しかし、弁護団はこれを回避する為、「安全な環境で教育を受ける権利を確認する」確認請求に「安全な環境で教育を実施せよ」という給付請求を加えて裁判に臨み、全力で門前払いを回避し、次回の口頭弁論に繋げた。

「親子裁判」については被告である国は積極的な主張をすることを回避。
一方福島県は基本的主張を行った。唖然とするほどの無責任な内容。
「県には放射線量の情報を県民に提供する義務はない」
「学校を再開したのは、市町村教育委員会が決めたことで県は関知しない」等。

この「子ども脱被ばく裁判」で福島県は福島第一原発事故で県民を守る義務は無かったと公言。
原発の過酷事故が起きたら、県は県民を守らない。鹿児島県や福井県でも過酷事故が起き、裁判になれば県は同様の主張をするだろう。
再稼働とはそういう結果を招く暴挙である事を原発立地県すべての人々に知って頂きたい。再稼働を許してはならない。
以上。

どこまで続く出鱈目と隠蔽!しぶとくあきらめず、今年も脱被ばく、脱原発の声を一緒に上げていきましょう!