3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

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2015年2月28日土曜日

福島地裁で子ども脱被ばく裁判の期日を決める進行協議開催 被告の国と自治体は大弁護団で対決

 2月27日、福島地方裁判所で子ども脱被ばく裁判の期日を決める進行協議があり、弁護団の井戸弁護士、柳原弁護士、崔弁護士と支援者が地方裁判所に向かいました。



↓IJWの皆さん中継ありがとうございます。
IWJ福島Ch1

法廷の進行期日協議前のIWJの取材風景
https://www.youtube.com/watch?v=zVW9ozEhU2M


裁判の日程は
  第1回口頭弁論  6月23日(火) 
  第2回口頭弁論  9月10日(木) 
  第3回口頭弁論 12月 1日(火)
と決定したそうです。(詳細は後ほど)
子どもの命がかかっている、もっと早くできないかと主張しましたが国や自治体は意見の擦り合わせを行うためにどうしても日程を遅くしたいようで、4ヶ月も後となりました。


被告側は国の代理人10人を含め、5、60人の大弁護団で、
沢山の反原発の裁判を担当している井戸弁護士も驚くほどでした

井戸弁護士 感想
圧倒的な数の被告代理人らをみて、被告らが、この裁判には絶対に負けるわけにはいかないと考えていることを感じました。他方、裁判所は、この裁判が社会的にも強い関心を持たれる重要な裁判であること、科学論争が予想され、難しい裁判になるとの認識を言葉の端々で示されました。

長期低線量被曝、内部被ばくの危険性を無視して、これによって健康被害が生じてもうやむやにしてしまうという政策は、そのまま原発再稼働、核兵器所有に結びついています。その政策のために、ふくしまの子どもたちが犠牲にされているのです。長期低線量被曝、内部被ばくの危険性を正面から問う裁判は、日本全国を見渡しても、この裁判しかありません。負けるわけにはいかないとの被告代理人らの姿勢、重大な裁判であるとの裁判所の認識に触れ、改めて、この裁判の重要性を感じるとともに、原告こそ負けるわけにはいかないのだと思いを強くしました。

 6月23日の第1回期日は、福島地裁前を支援者で埋め尽くし、裁判所に対して、この問題で憤っている市民がどれだけ多くいるかを示しましょう。


 また、午後からは福島市アオウゼにて原告、支援者も参加して、弁護団長の井戸弁護士による「子ども脱被ばく裁判のゴールとゴールまでの歩み方について」の学習会および質疑応答が行われました。



裁判内容の説明 (進行期日協議報告を含む) 
https://www.youtube.com/watch?v=kauHwIn3CQU





)井戸謙一さんのプロフィール
  9年前の2006年3月、わが国で初めて、稼動中の北陸電力志賀原発2号機の差止を命ずる判決を書いた元裁判長です(->当時の新聞記事)。
先ごろ亡くなった菅原文太さんも井戸さんの話を聞きたいと彼のラジオ番組「日本人の底力」にゲストに呼びました(→番組の録画 )。
井戸さんの記事「金沢地裁の元裁判官(東京新聞:あの人に迫る)

2015年2月26日木曜日

2015年2月26日(木) 東京地裁が経産省前テントに不当判決




 ↑2月26日、東京地裁(村上正敏裁判長)は、テント撤去と敷地明け渡しに加え、土地使­用料などとして約1100万円の支払いを命じた。テントを支援する人たちは300人以­上が集まり、不当な判決に抗議した。(レイバーネットTV)




 ふくしま集団疎開裁判のメンバーもこの裁判の傍聴に入りましたが、あっという間に裁判が終わり、抗議をしていた時に法廷の外にいた支援者に対して裁判所側が横暴な態度で一人を排除したためもみくちゃになり、大変だったと話していました。「原発いらない福島の女たち」を含む8人が最後まで退廷命令が出た後も残って、体ごと持ち上げられて外に出されるまで頑張ったとのことです。

1月22日には東京地検が、2012年に告訴団が告訴をし検察審査会が起訴相当として再捜査になっていた事件について、勝俣元東電会長らを再度、不起訴処分としました。
東電のような放射能をまき散らし沢山の人が亡くなったり、家や故郷を失ったり、病気になったりという大犯罪を犯した者を不起訴処分とし、
原発事故に対してきちんと対処をしない経済産業省に対して抗議する全国の人たちの意志の現れであり、また、福島の原発被災者の拠り所となっている経産省前テントに対して、
このような不当判決を下すとは、
司法の分立などまったくなく、政府の顔色をうかがう犬としかいいようがありません。

 この判決により、テントを守り、政府、東電に抗議する運動がより強まるでしょう。


 午後4時から参議院議員会館にて400人以上が参加し、「テント撤去は許さない!」の不当判決抗議の集会が開かれました。



1月27日 福島第一原発 3号機の映像 何か出ている!?

2015年1月27日の福島第一ライブカメラの映像が
話題になっています。






右側の黄色い↓のところが3号機です。
動画↓


ずっと、なにかゆらゆらしていますが、最後の2分56秒あたりに
ボン! という感じで何か出ています。

欧米では1月23日頃から異常だと言われていたそうです。

こわいです。

福島第一原発は何が起こるかわかりません。
福島の皆さん、特に子どもと妊婦さんをすぐに避難させてください。

追記

知人が東京電力に問い合わせたところ、以下の返事が来たそうです。



 福島第一原子力発電所ライブカメラの件、お返事が遅くなり申し訳ございませんでした。

 現地に確認したところ、以下の通りでございました。

 同日、福島第一原子力発電所構内で「小爆発」等の異常について、確認された事実はございません。
 モニタリングポストの数値に変化はなく、特段異常は確認されておりません。

 なお、同日夜は発電所周辺は荒天で、雨が降っていた状況でございます。
 このため、屋外灯の明かりがライブカメラに付いた雨の水滴に反射し、映りこんだ事象と考えています。

 以上、ご理解頂ければ幸いです。

***********
 東京電力株式会社
  お客さま相談室
電話:050-3066-3033
***********

動画は3時間を3分に縮めた映像とのことです。



 

2015年2月25日水曜日

東電汚染水外洋に垂れ流し 1年前に把握するも放置、公表もせず

2月25日、東京電力が排水溝から汚染水を垂れ流し、事実を昨年4月に把握しながら公表もせず、何の対策もとらなかったことが発覚しました。


日本テレビnews every↓ http://p.jcc.jp/news/9307035/

まったく反省のない嘘つきの東京電力。

そうすると、この人(顔も見たくないでしょうから小さい画像)の2020年のオリンピック招致に向けたプレゼンで「汚染水は港湾内で完全にブロックされている。抜本解決のプログラムを私が決定し、着手している」とした、世界に向けて大言豪語した責任はどうなるのでしょう?


しかも、この嘘つき東電に


2月23日に747億円の交付。
この国はどうなっているの?



「東電は2015年3月期の純利益で5210億円の黒字を確保し、経常利益は前期比2倍の2270億円になる見通し。原発事故が起こる前の2010年の経常利益が2043億円だったから、ナント、震災前より利益を増やしていた」
「会長は、今年の年頭あいさつで『会社として成果が上がれば、何%かでも(給与を)戻していきたい』と発言。」
カネを使うべきところは決まっている。間違っても社員給与のアップじゃない。原発事故で故郷を追われ、今も仮住まい生活を余儀なくされている被災者の復興支援だろう。そもそも国から総額4兆5104億円に上る税金が投じられていなければとっくに潰れていた会社だ。被災者からすれば、「いい加減にしろ」と怒り心頭だろう。」
(被災者補償より社員給与!?ボロ儲け東電の「カネの使い方」2015年1月9日ゲンダイwebニュースより)





汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 福島第一 2015年2月25日 東京新聞朝刊

写真
 東京電力が、福島第一原発の排水溝から高濃度の放射性物質を含む水が外洋に漏れ続けるのを放置していたことが二十四日、分かった。外洋への継続的な漏出を昨年四月に把握しながら公表せず、排水溝を専用港内に付け替えるなどの対策も取っていなかった。(荒井六貴)
 東電によると、昨年四月十六日以降、一週間に一回、四本ある排水溝の出口付近で流れる水を採取し、放射性セシウムやストロンチウムなどを分析。当初から四本とも明確に汚染が確認され、特に1~4号機の山側を通る排水溝(K排水溝)では、ほかよりも一段高い濃度を示していた。
 例えば、昨年八月二十六日には、一リットル当たりセシウムが一〇一〇ベクレル、骨にたまりやすいストロンチウムなどは一五〇〇ベクレルと、水としては非常に高い値だった。日常的に、両物質とも数十ベクレル以上のレベルで推移している。流量は一日当たり約千七百トンに上る計算になる。2号機の建屋屋根にたまった放射性物質などが雨で流され、溝に入り込んだ可能性がある。
 ほかの排水溝も、K排水溝ほどではないものの、日常的に汚染が確認され、降雨で濃度が上がる同様の傾向を示している。
 東電は、一昨年八月にタンクからの高濃度汚染水漏れを受け、タンク群近くのC排水溝の出口は、水が比較的拡散しにくい専用港内に付け替えた。
 しかし、東電は他の排水溝は対策を取ろうとせず、昨年四月以降のデータを公表しようともしなかった。
 東電は、自社が実施する外洋の濃度測定で、セシウムとストロンチウムなどはほとんどが同一ベクレル以下であるとして、「外洋には影響はない」と説明している。
 東電の小林照明原子力・立地本部長代理は「(排水溝内を清掃するなど)できるだけ放射性物質の濃度を下げるという方策を取ってきた。(漏出防止については)重要な項目であるので、検討を進めたい」と話した。

◆東電、今も続く隠蔽体質

 <解説> 東京電力は「福島復興への責任を果たす」と強調する一方で、福島第一原発から高濃度汚染水が漏れ続けているのを知りつつ公表せず、対策を講じようともしなかった。東電の隠蔽(いんぺい)体質は今も続き、福島を裏切り続けていたとも言える。
 海に出た汚染水は、波や潮流で急速に薄まる。海水魚は取り込んだ塩類をどんどん放出するため、淡水魚に比べセシウムなどを体内にためにくいのも事実だ。
 しかし、汚染水は「八」の字形をした原発専用港の中でブロックされているどころか、外洋を直接汚していた。しかも雨のたび通常の百倍の濃度にまで高まる状況。こんな状況を放置していて何も影響が出ない保証はない。
 東電の精度の低いモニタリングでも、原発の南北にある放水口近くの海水から時折、一リットル当たり数ベクレル、高い時には一〇ベクレルを大きく超える放射性セシウムが検出されてきた。こうしたデータは、海の浄化作用でもカバーしきれない汚染が続いていることを示している。
 せめて問題の排水溝を専用港内に付け替え、港内の海水を浄化する機能を強化しないと、復興に向けて試験操業を続ける地元の漁業者にとっても大きな痛手となりかねない。
 本紙と共同で福島や首都圏各地の放射能汚染調査を続けてきた独協医科大の木村真三准教授は「やはり原発の状況を、東電自身ではなく、第三者がきちんと調べないと、信頼回復につながらないのではないか」と指摘した。(山川剛史)

2015年2月24日火曜日

20140222 ふくしま集団疎開裁判 渋谷ハチ公前街宣 若者がカンパ

2月22日(日) ふくしま集団疎開裁判 第5回渋谷ハチ公前街頭宣伝が行われました。
 

この日は雨との予報で中止になるかと思われましたが、幸い雨もなく
暖かい日となりました。


活躍する予定のプロジェクターはバッテリーの初期不良のため、使用できず残念でしたが、
忌野清志郎のサマータイムブルース、斉藤和義のみんな嘘だったんだぜ
などの音楽を流しながら、渋谷の人たちに訴えました。

渋谷はやはり若者の街、若者はチラシをとってくれる人が少ないのが常ですが、
ここではそこそこ受け取ってくれます。

また、22日は街宣が始まってすぐに若者が続けてカンパをしてくれるなどで
私たちを大変力づけてくれました。

この日もネットなどで情報をつかんで応援にきてくださった方たちがおられました。


2015年2月22日日曜日

新チラシ 甲状腺がん117名 今も毎時80万ベクレルの放射能を放出

皆様
本日2月22日から配布の新しいチラシです。

今回は甲状腺がんが117名に増えたこと
福島第1原発のタンクや富岡町の大量除染土パックの写真や
牛久市でB判定8人が出たこと
「子ども脱被ばく裁判とは?」などを載せました。

また、全国の応援してくださっている皆さん、ありがとうございます!
静岡市の「3.11を忘れないin 静岡」の皆さん
旭川市の「福島子ども人権裁判・親子裁判応援団旭川」チーム今だから のカンパ箱
宮城県仙台市の「みやぎアクション」の皆さん
 の写真を載せました。

皆さんの活動の記録、写真などぜひお送りください。

拡散よろしくお願いします。


またチラシ送付をご希望の方はお知らせください。


PDFダウンロードは→チラシおもて



PDFダウンロードは→チラシうら

2015年2月20日金曜日

大人1000ベクレル、子ども100ベクレルで良い? ハイハイ商法のようなシンポジウム

 女性自身3月3日号を買ってきました。
 表紙にも大きくとりあげられていますが、福島で、
「放射能は心配ない!」という福島“洗脳シンポジウム”が行われたという
ルポが載っています。





 2月3日の福島県伊達市で行われた「第2回地域シンポジウム」でのことです。
このシンポジウムは第1回が「甲状腺検査ってなんですか?」というもので
山奥の数十人の地域住民対象のシンポジウムにしては第1回から海外からの
講師をよんでくるという大変お金をかけたものです。

IWJ 2月3日シンポジウム動画ページ↓
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/230050
少し待っていると始まります。

地域シンポジウムのホームページ
http://dr-urashima.jp/fukushima/

第1回の報告に
渡航費は東京電力が負担しています、の文字
第2回も同様でしょう。

 このシンポジウムでは越智医師(第1回も参加)が「がんよりも心配なのは、骨。骨を強くする三大要因は、食べ物・運動・日光です。放射線を避けようとすると、これら3つをすべて避けることになります。すると死亡率は1.8倍に。放射線を避けるより、高いリスクを呼び込んでしまうんです。」と述べています。
「なぜ放射線を避けると3つをすべて避けることになるのですか???」
放射線を避けて安全な食べ物を食べ、運動をし、日光に当たる方法があるじゃないですか!!
避難して、安全な場所に行くことです
彼女は安全な場所に避難するということを全く頭に置かず、ガラスバッジを付けて暮らさなければならない場所に子どもたちを引き止めた上で、放射能は心配ないとして摂取制限までとりはらおうという、医師として考えられないことを積極的に発言しています。

「女性自身」の記事も、IWJの動画も、見ていると大変恐ろしいです。

司会の半谷氏は「死んでも良いからイノシシを食べたいという人がいる」
「食べたいけど、避難している息子たちに『食べるな』と言われる」
などと言い、「食文化を守る意味でも出荷制限は厳守しつつ地元の人はこれだったら
食べて良いですよという目安を儲けたらどうか。」
ということを話し合うということで、大人1000ベクレル、子ども100ベクレルで
どうかという仰天の提案をしています。

今まで食べていたキノコやイノシシの肉が食べられないのは
「食べるな」という息子や「放射能が心配」と言う母親の
せいですか?
事故を起こした東電と国のせいではないですか!
全く本末転倒です。

下は恐ろしいことを言っている画像です。



このシンポジウムでは「低線量の被ばくはむしろメリットがある」というドブジンスキー氏や「チェルノブイリ原発事故によって増えたのは子どもの甲状腺がん。しかも、亡くなった方はほとんどいません。白血病は増えていません。」(浦島医師)という学者や医者を連れて来て「放射能は安全だ」ということをずっと言っています。
チェルノブイリ事故後の子どもの健康状態が非常に悪くなっているというのは
30年間子どもを見て来た教師が話しており、原発から140キロのコロステン第12学校の校長が12年間に白血病で2人の子どもが亡くなっていると話しています。
また、10ベクレル/kgの食事で健康被害が出ているという証言もあります。
シンポジウムというなら少なくともこういった意見を述べている人たちも呼んで議論すべきでしょう。

もしかして数字上では放射性物質を◯グラム食べた人の損失余命は◯秒などと、
大して問題じゃないような数が成り立つのかもしれませんが、
放射線でがんになる人はなるし、白血病になる人はなるのです。
問題は人の命だということを忘れている人たちです。

彼らの狙いは地元のきのこやイノシシなど食べてきたものを地元の人に
食べさせてあげたいとか、地域の食文化を守るとかではないでしょう。
そのことに東京電力が金を使うでしょうか?
「原発事故は起きてしまったけど、放射能は怖くないよ」という証明
ために地元の皆さんを利用している大変犯罪的な行為です。






「きょう決まったこと」
摂取制限を取り下げてもらうことを提案する

賛成の人は青、反対の人は赤をあげてください。
というときの様子です。延々と放射能は安全、食べても大丈夫
と聞かされ続け、この中でビデオや写真に撮られながらの
賛成反対の意志表示です。

でも赤をあげている人もいるようですが?
そのことには触れず、賛成となったようです。

とにかく、こんな高額ふとんを売りつけるハイハイ商法のような
やり方で、住民を「放射能安全神話」に洗脳していこうという
大変恐ろしいシンポジウムが東電の金で行われていることを
糾弾しましょう!!

原発事故を起こしておいて、
我々の電気料金からの金でこんなインチキシンポジウムをして
福島の皆さんを更に積極的に被ばくさせるとは何事だ!
東京電力への意見はこちら
メール↓
http://www.tepco.co.jp/info/custom/service/echob_s-j.html

FAX ↓
0120-12-8589

シンポジウム登壇者
  • 五十嵐泰正氏(筑波大学)、浦島充佳氏(東京慈恵会医科大学)、越智小枝氏(相馬中央病院)、博多美保子氏(博多歯科クリニック)、霊山町、川俣町、川内村、いわき市からの参加者、ルードヴィーク・ドブジンスキ氏(ポーランド国立原子研究センター)、半谷輝己氏(地域メディエーター)





2015年2月18日水曜日

20150218 【特別企画】子ども脱被ばく裁判 ここがポイント





本日、三輪スタジオにて、疎開裁判の井戸弁護士とボランティアのかんなさんによる

「子ども脱被ばく裁判 ここがポイント」の動画撮影が行われ、

早速、UPLAN三輪さんが配信してくださいました。



この動画は
子ども脱被ばく裁判とは?

内部被ばくと外部被ばくの違いは?

なぜ、慰謝料10万円?



などの疑問を井戸弁護士がわかりやすく解説してくれる

子ども脱被ばく裁判についての理解を深めるのに最適な動画です。



皆様、ぜひご覧になって、拡散よろしくお願いします。




2015年2月17日火曜日

2015.2.15  ふくしま集団疎開裁判 渋谷ハチ公前街宣 中学生のカンパがうれしい!

2月15日午後5時から6時半まで、
渋谷のハチ公前街宣を行いました。
特に風の強く寒い日でしたが、
中学生らしい4,5人の男の子達が カンパしてくれたので
聞いていてくれたんだ~と 皆で気持ちがほっこりし感激しました。
寒い中 ブログとツイートをみてチラシ配布を手伝いに来て下さった方2人、飛び入りスピーチ2人と
メンバー合わせて20人近くで街宣を行いました。

原告の松本さんが2回、スピーチをしてくださり、
熱い訴えが皆さんに届いていると思います。


新しいプロジェクターもなかなかきれいに映り、これからこれを有効に使って
宣伝して行きたいと思います。
アイデアがあればご連絡ください。

次回は2月22日、同じ渋谷ハチ公前で午後5時からです。

皆様、ご参加よろしくお願い申し上げます。

2015年2月15日日曜日

【お知らせ】2.27原告・被告の代理人が裁判所に勢揃い、裁判の期日を決める進行協議後の学習会

既に【速報】2.27‥‥でお伝えした2月27日、裁判所で実施する裁判の期日を決める進行協議のあと、以下の要領で、当日の協議の報告と学習会を開きます。
当日は、 関西から弁護団長の井戸謙一さんも参加します。
私たちのこれまでの取り組み、現時点の現状、そしてこれからの取り組みについての抱負を率直にお話したいと思います。
一人でも多くの皆さんの参加をお待ちしています。

参考 【ふり返り】ふくしま疎開裁判の歩み(2011.42013.1

   2013年以降の略歴は →右側の ふくしま集団疎開裁判の歩み をクリックしてください。


   *******************************

 

日時: 2015年2月27日(金)13時~15時45分

場所:アオウゼ(福島市)4階
    福島市曽根田町1-18 MAXふくしま )->地図

講師 井戸謙一さん(弁護団長)(

内容 
  当日の協議の報告
  「子ども脱被ばく裁判のゴールとゴールまでの歩み方について」
  質疑応答
   第三次提訴についての相談・質問 
参加費 無料 
参加申し込み  参加希望の方は2月24日(火)までに、y-tkmt088*dolphin.ocn.ne.jp*@に置き換えて下さい)まで送信ください。
 ・お名前(お子様連れの際は、お子様のお名前も)
 ・連絡先(メールアドレスまたは電話番号)
 
題名に「学習会参加申し込み」と記載下さい。
 
定員に達し次第申込みは締め切らせていただきます。 
主催団体
  子ども脱被ばく裁判・原告の会
  ふくしま集団疎開裁判の会 
お問い合わせ先
 メール y-tkmt088*dolphin.ocn.ne.jp*@に置き換えて下さい)
 電話 080-1809-3169(18:30~22:00)


)井戸謙一さんのプロフィール

  9年前の2006年3月、わが国で初めて、稼動中の北陸電力志賀原発2号機の差止を命ずる判決を書いた元裁判長です(->当時の新聞記事)。

先ごろ亡くなった菅原文太さんも井戸さんの話を聞きたいと彼のラジオ番組「日本人の底力」にゲストに呼びました(番組の録画 )。

2015年2月13日金曜日

チェルノブイリ福島『子どもの痛みをなくす調査プロジェクト』埼玉・郡山・東京講演 2月28日〜

2月28日、3月1日、3月2日、講演会のお知らせ
以下、転記です。

国民の期待につけ込んで、政府も専門家もたくさんウソをついてきました。しかし、放射能汚染は、それを踏み潰してきました。
福島の未来は、チェルノリブイリ原発事故後と同じではないにしても、ミニコピーのような部分があります。
先例に学んで的確に対策をとれば、無駄な出費や、時間の浪費をなくせますし、受けなくてすむ被害は受けなくてすみます。
私たちは、ウクライナで子どもを救うプロジェクトを実施し、誰も知らなかった数々の事実を明らかにしてきました。
放射能の被害は、ガンだけでなく、筋肉、血管、神経系にも出ますが、この被害がないことにされていたのです。

このたび、プロジェクトをウクライナで実施しているタチアナさんをお迎えして、講演会を行います。
タチアナさんは、29年前のチェルノブイリ事故当時は妊娠中。看護師ですが、自らも母として貴重な経験をされながら、 ラトビアへの移住や、事故から6 年後の強制移住を体験し、フランスの研究機関による甲状腺ガン調査にもかかわりました。

マスコミや政府や学者が一度も報じなかった話を聞くことができますので、多くの方のご参加をお待ちします。

食品と暮らしの安全基金 代表 小若順一

gif過去のウクライナ調査報告



pdf埼玉講演チラシ(PDF1MB)  gif2/28懇親会お申込み(外部サイト・こくちーず)




pdf郡山講演チラシ(PDF1MB)



pdf東京講演チラシ(PDF821KB)


pdf『子どもの痛みをなくす調査プロジェクト』埼玉・郡山・東京講演(全日講演チラシ・B4サイズ PDF1.2MB)

gif過去のウクライナ調査報告

2015年2月12日木曜日

甲状腺がん及び疑いは117名に 第18回福島県民健康調査で

本日2015年2月12日、第18回福島県民健康調査検討委員会が行われ、

福島県の事故当時18歳以下の子ども対象に行われた甲状腺がん調査で(一巡目受診者約30万人)
昨年12月25日の発表時よりもがんおよび疑いが5名増え、
いわゆる先行調査(1巡目)といわゆる本格調査(2巡目)を合わせて
 117名となりました (良性結節の1名は除いた数です)

資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要【暫定版】 [PDFファイル/1.43MB]pdf

https://drive.google.com/file/d/0B07Aw0TeW8fHU3VyTjgxNkRZd3M/view?usp=sharing

資料3-2 県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況 [PDFファイル/1.02MB]pdf

https://drive.google.com/file/d/0B07Aw0TeW8fHeEF2dXVFZnp4aVE/view?usp=sharing

資料ページ↓
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-18-siryo.html

100万人に1人か2人と言われた小児甲状腺がんがこれほど出ていても、検討委員会では「原発事故のせいとは考えられない」としています。

また、今日のテレビのニュースでは1巡目の109名には全くふれず、2巡目でがんが1名とのみを強調していました。

 チェルノブイリの経験から甲状腺がんが増えることは国際的にも常識となっているにもかかわらず、ただただ何の理由もなく「事故の影響とは考えにくい」を繰り返す人たち、この人たちが医者といえるでしょうか?
 現松本市長でチェルノブイリ事故後のベラルーシで5年半甲状腺がんの治療にあたった医師である菅谷昭さんは2013年12月22日に青山クレヨンハウスで行われた講演でこのように話しています。

(福島県民健康調査の甲状腺がんについて)
 今出ている子どものがんは「検査機器の性能が良くなり、将来発見されるものが早く見つかっているもので放射能が原因ではない」と県民健康調査会議が主張している。一般の人をそれでごまかしているが、がんは何の原因もなくかかる病気ではない。
 ○物理的要因 紫外線や放射線などによるもの
 ○科学的要因 喫煙など
  ○感染によるもの  ピロリ菌 ウィルスなど
 が原因でなる。
  放射能が原因ではないというならば、では何が原因なのかについて言うべきである。
特に菅谷さんが何度もおっしゃったのは「放射線と病気の関係については、いくら研究しても科学的証明は難しい。しかし念のため予防的にリスクを避ける対策をするのはとても大事なこと」ということでした。

先頃、韓国古里原発により甲状腺がんになったと認めた裁判においても、裁判官は
「放射線の影響により甲状腺がんになることは国際的にも常識になっている。もし放射線の影響ではないとするならば、それを証明しなさい。」という判決を下しました。

ここまで放射線と甲状腺がんについて常識となっているのにちゃんとした根拠も無く「関係ない」と言い続けるのは意図的に認めないようにしているとしかいいようがありません。
 しかも甲状腺がんだけではなく、さまざまな健康被害も深刻になってきているのです。
 一刻も早く、子どもたちをこれ以上被ばくさせないよう避難させるべきです!

2015年2月9日月曜日

ETV特集 住民帰還 ~福島・楢葉町 模索の日々~ 

放射線被ばくを学習する会より情報をいただきました。

「原発事故があっても鮭たちは4年で故郷の川に帰ってきた。しかし人間は、4年で故郷に帰ることはできなかった。」
昨夜のETV特集の最初の言葉です。(再放送は2月14日(土)午前0時〜 ※金曜深夜)

楢葉町は20キロ圏内で避難指示が出ている。
原発から近い割には放射線量が低い。
その上、除染が進み、国が目標としてきた「放射線量の50%削減」をおおむね達成している。
いまなお全町避難を続ける福島の自治体の中で、真っ先に帰還できるのは楢葉だというのが、衆目の一致するところだという。

楢葉の大工の棟梁は、いまこの町で一番忙しい男と言われている。
家の修理や建て直しの注文が殺到している。

山寺の和尚さんはコミュニティの再建が第一と考え、帰れるようになったら真っ先に帰ろうと、寺の手入れにいそしんでいる。

しかし、除染したと言っても、通学路にホットスポットがあった。

除染土の仮置き場になった田んぼは、フレコンバッグがなくなっても「開田病」で3年は作物ができないという。
 (詳細はテレビを見てください)
 
水道の水源池に流れ込んだセシウムが浚渫されないので、水道水を飲む人はいないという。


昨年11月末に復興庁が発表した住民意向調査によれば、「すぐに戻る」はわずか9.6%。
30代では「すぐに戻る」は2.3%、「戻らない」が実に42.9%。
40代では、3.7%、34.2%。
70歳以上で、13.4%、13.6%。

「真っ先に帰る」と言う和尚さんが「60代以上が戻っても、収束工程の30年、40年の間に死に絶えるわな」と言う。

20代~40代が数%しか戻らないのでは「地域は段々消滅していく」のが目に見えている。

住民の帰還をいつにするのか、この春、町長が決断する。


  温品惇一(放射線被ばくを学習する会)

2015年2月8日日曜日

原告・支援者が土壌のサンプリングをしました。


 2月7日、いわき市で子ども脱被ばく裁判の原告・支持者の皆さんが、土壌のサンプリングを行いました。

 今後も裁判の資料のために土壌のサンプリングをされる予定です。
 このような資料は子ども脱被ばく裁判だけでなく、原発被害に関しての大変重要な資料となると思います。

 ご協力いただいた皆様ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

 原告の皆さん、お疲れ様です。


20150206文科省前・財務省坂上抗議行動 韓国原発訴訟を紹介など



毎月最初の金曜日、疎開裁判の会は文科省前での抗議、財務省上での街宣活動をしています。
2月6日(金)、6時半から寒風の吹きすさぶ文科省前での抗議行動を行いました。

柳原弁護士や東京ボランティアの皆さん、参加者が声をあげました。

給食についての問題、環境省の専門家会議のレポート、子ども脱被ばく裁判の原告の状況など。

韓国の原発による健康被害の訴訟を紹介した人は
「(韓国、釜山郊外の古里原発の近くに住んでいた)イ・ジンソプさんは原発が原因で家族が病気や先天性の障害を負ったとして原発会社を訴えた。
裁判所は甲状腺がんのみ認めた。理由は甲状腺がんが原発のせいだということは、チェルノブイリ事故後、世界で認められていること、もし原因が原発でないというならば原発会社はその証明をしなければならない。という判決だった。」
「韓国でさえ事故でなく通常の原発運転で甲状腺がんを認めたのに。日本は福島原発事故により大量の放射能をまいて福島の子どもたちが甲状腺がんになっているというのに『原発事故のせいではない』などと言っている。何を言っているんだ!」

「今後、ますます福島の子どもたちの健康被害が甲状腺がんだけでなく、いろんな病気が増えていくということを心配している。ぜひとも私たちの運動にご協力いただきたい。」と述べました。

2月8日付の東京新聞朝刊26面にこの記事が出ました。


その他、財務省上でも電気料金1円不払いをした経験など参加者が話してくださいました。


財務省上ではチラシ配布、マイクアピール、カンパのお願いをしました。

大変寒い中参加された皆様、ありがとうございました。

また、カンパしてくださった皆様、感謝いたします。
各スピーチの動画をアップいたしました。
文科省前アクション開会挨拶
https://www.youtube.com/watch?v=ajJ8KgPr6NA
給食について考えて頂きたい
https://www.youtube.com/watch?v=cq-JBNwSijE
弁護団は足しげく通って原告とどう裁判を闘うか話合て頂きたい
https://www.youtube.com/watch?v=N7LeMxUY_Hk
無責任さを追求するためにこの裁判を起こした
https://www.youtube.com/watch?v=VOQ1szIRagY
地元で自分たちがどんな危険な状況に居たか外部の人から知った
https://www.youtube.com/watch?v=skHmCUjlbWE
放射能は高速のボールを顔面で受けるのに例えられる
https://www.youtube.com/watch?v=SCwVyQnwH-c
原告の方々の思いをチラシにして皆様に届けたい
https://www.youtube.com/watch?v=OXHIVuLMNsA
韓国では甲状腺がんの原因が事故を起こしていない原発と認めた
https://www.youtube.com/watch?v=tRgGgFydJkU
告知 (3月6日にまた来るぞ!覚えておけ)
https://www.youtube.com/watch?v=DYsZW7zJilo
寒さを吹き飛ばしてシュプレヒコール
https://www.youtube.com/watch?v=6cBUN-ZeiMM
松本子ども留学の近況
https://www.youtube.com/watch?v=TZ7n2ZHmFNU
(途中からです)原発事故により2%の放射能漏れが起これば3兆円以上の損害
と試算
https://www.youtube.com/watch?v=MkBzH3oDv1Q
裁判のスケジュールが2月27日に協議されます
https://www.youtube.com/watch?v=Hav8xdmI-Ho
子ども脱被ばく裁判の原告が増えている状況
https://www.youtube.com/watch?v=yTOGcOwh3LI